
こんにちは。兵庫県明石市でスライサー、カッター、成型機などの製造販売を行っているアサヒ産業の辻と申します。
お客様のところへ訪問した際、「スライサーの刃物はどうやって洗ったらいいですか?」という質問をよくいただきます。
ミニマルチスライサーの「多層刃」は、刃物が等間隔に並んでいるため、一般的なスポンジでは刃と刃の間に届きにくく、洗いにくさを感じるものです。
特にお肉をスライスした後は、刃に脂が残りやすく、「キレイに洗えているか心配」「洗浄に時間がかかる」とお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、実際に現場で行われている効果的な洗浄方法を3つご紹介します。
設備や作業環境に合わせて、取り入れやすい方法をお選びください。
1. お湯で洗う

はじめに、肉の脂が落ちにくいときはお湯を使う方法がおすすめです。
脂は温めると落ちやすくなるため、水よりも洗浄しやすくなります。
目安として、各種類のお肉の脂が溶ける温度は以下の通りとされています。
・鶏肉:約32℃
・豚肉:約45℃
・牛肉:約50℃
上記の温度まで温められたお湯を使えば大体の脂は落とせるようになるので、ぜひ試してみてください。
2. 高圧洗浄(ノズル)で洗う

2つ目はホースの先に高圧洗浄用のノズルを取り付けて洗う方法です。
強力なものでなくても、刃の隙間の汚れを落とすのに役立ちます。
可能であれば、40〜50℃程度のお湯と組み合わせると、より肉の脂も落としやすくなります。
3. 刃物専用ブラシで洗う

お湯や高圧洗浄を使うのが難しい場合は、刃物専用ブラシがおすすめです。
専用ブラシ(上の画像)は、お客様から寄せられた「刃物を洗いにくい」という声をきっかけに、アサヒ産業とブラシメーカーが共同開発したものです。
ブラシ本体に縫い込まれた短い毛が、刃物の幅5mmまでの隙間に入り込むよう設計されています。
また、取っ手がストッパーになる構造で、洗浄時に手が刃物へ直接当たりにくいよう工夫されており、安全面に優れているのも特徴です。
ブラシの毛をこの長さに丸める作業は機械では出来ず、職人さんが1本ずつ手作りしています。
素材には、耐久性があり、癖がつきにくいプロ用の特殊素材である「PBT(ポリブチレンテレフタレート)」を採用しています。
♦ 刃物専用ブラシの紹介動画はこちら
動画では、実際にスライサーの刃物へブラシを差し込む様子を確認できます。
実際に使ったお客様からは、
「刃物ブラシを使用することで、刃にブラシの毛がよく当たるため、洗い残しがなくなりました。洗浄がスムーズになり、とても助かりました。」
とのお声をいただいております。
♦ 刃物の洗浄方法のまとめ

スライサーの刃物は、お湯で洗う方法、高圧洗浄を使う方法のほか、刃物専用ブラシでも洗浄できます。
肉の脂や刃の隙間の洗いにくさにお困りの方は、作業環境に合った方法をお試しください。
なお、現在新規で機械をご購入いただいた方には、刃物専用ブラシを1本サービスでお付けしております。(青色の工具箱の中に入っています)
一方、2025年以前にご購入いただいた機械に関しましては、ブラシが付属していない場合もございます。
お見積り、購入をご希望の場合は、弊社またはスライサー購入の代理店までお気軽にご相談ください(^^
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