
こんにちは。兵庫県明石市でスライサー、カッター、成型機などの製造販売を行っているアサヒ産業の辻と申します。
スライサーの安定稼働を支える重要部品の「ベアリング」。しかし「交換時期はいつ?」「壊れる前に気づく方法は?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
ベアリングは使用時間や設置場所の環境によって消耗具合が大きく変わるため、一概に年数では交換時期を判断できません。
そこで今回は、メーカーが実際の点検時に確認している「3つのチェックポイント」をわかりやすく解説します。突然のトラブルを防ぐためにも、ぜひ日常点検の参考にしてください。
ベアリングの交換時期は「使用頻度」で変わる

「ベアリングはどれくらいで交換すればいいですか?」というご質問をよくいただきますが、正直なところ答えは一つではありません。
・毎日8時間フル稼働している場合
・週2〜3回、1日3時間程度の稼働の場合
上記の2つだと、消耗スピードは大きく異なります。
さらに、水分や湿気の影響も大きく、特に水がかかりやすい部分だと劣化が進みやすくなるものです。
また、コンベアベルトのテンションのかけ方によっても劣化の進行具合は変わります。
コンベアベルトの正しいテンションについては、以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
ブログ|スライサーのコンベアベルトのテンション間違ってませんか?
メーカーが見ている3つのチェックポイント

ここからは、メーカーがスライサーのベアリングを確認するときに行う、3つのチェックポイントをご紹介します。
1.見た目(目視チェック)
1つ目はベアリングの見た目をチェックする方法です。
ベアリングは内部に、動きを滑らかにするためのボールが入っています。
そしてボールが外に出ないよう、樹脂などでシールされているのが一般的です。
ベアリングは劣化が進むと、
・シールが膨らむ
・カバーが剥がれる
・内部が見えてしまう
といった症状が出ます。この段階であれば、早めの交換がおすすめです。
2.音の変化
2つ目のチェックポイントは音の変化です。
ベアリングを手で回して音を確認してみましょう。
そのときの音の違いでも摩耗の具合をチェックできます。
摩耗の進行具合による音の変化は以下の通りです。
・新品:ほぼ無音
・初期摩耗:「シャー」という高い音
・進行時:「ザー」という低い音
音が変わってきたら、確実に摩耗が進んでいます。
3.抵抗感(回転の重さ)
3つ目はベアリングの抵抗感(回転の重さ)の確認です。
音の変化で解説した、「ザー」という音の状態がさらに進むと、「ガラガラ」という異音が発生します。
このとき、「回転が重くなる」または「スムーズに回らない」といった症状が出ます。
本来スムーズに回るはずのベアリングがここまで劣化すると交換が必要です。
放置すると軸まで傷めてしまい、ベアリング交換だけで済まなくなる可能性があるので注意しましょう。
機械内部のベアリングはどう判断する?

「機械内部のベアリングは手で回せないし、分解も難しい…」というケースもあるでしょう。
その場合は、見た目や音に加えて、機械の他の部分の消耗具合から推測する方法もあります。
これは、他の部分が傷んでいれば、おそらくベアリングも傷んでいると考えられるためです。
どうせ機械を分解するなら、関連部品も同時交換することで二度手間を防げます。
定期点検という選択肢

忙しくてチェックできない方や、判断に不安がある場合は、半年〜1年ごとの定期点検がおすすめです。
稼働時間が多い現場では、時期を決めてオーバーホールを実施されるお客様も少なくありません。
使用状況をお知らせいただければ、お客様に合う最適な方法をご提案いたします。
こまめなチェックがコスト削減につながる

ベアリングは「使用頻度」で寿命が大きく変わります。
見た目・音・抵抗感の3つを意識するだけでも、トラブルの予兆に気づくことができます。
突然の機械停止や高額修理を避けるためにも、スライサーはこまめに点検しましょう。
また、機械の状態の判断に不安がある方は、定期点検の利用がおすすめです。
「うちの場合はどうだろう?」と迷われたら、ぜひお気軽にご購入の代理店、または弊社までお問い合わせください。
皆さまの現場に合った、最適なご提案をさせていただきます(^^)♪
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