
こんにちは。兵庫県明石市でスライサー、カッター、成型機などの製造販売を行っているアサヒ産業の辻と申します。
突然ですが、弊社のミニマルチスライサーは畜肉や魚介類専用、そう思われている方も多いのではないでしょうか。
実はこちらの製品、その名のとおり“マルチ”に活躍が可能です。
これまでの活用事例を挙げると、きゅうりの漬物や明太子、玉子焼きなど、多くの現場でさまざまな食材加工にご利用いただいてきました。
今回のブログでは、そのなかでも特に多くの実績がある「きゅうりの漬物」のカットについて、詳しくご紹介させていただきます。
ミニマルチスライサーは名前のとおり「マルチ」に活躍

アサヒ産業のミニマルチスライサーは、主に畜肉や魚介類のスライスで使用されている機械です。
しかし、こちらの製品はその名のとおり、さまざまな食材加工に対応できる「マルチ」なスライサーでもあります。
これまでにも、
・きゅうりの漬物
・明太子
・魚介シート
・玉子焼き
・いかそうめん
・焼きいか
・ホルモン
・レバー
・牛タン
など、多岐にわたる食材の加工にご利用いただいてきました。
生野菜のカットは不可。でも「漬物」なら可能です

ミニマルチスライサーは基本的に生野菜のカットには対応していません。
その理由は、野菜に含まれる繊維により刃がよれてしまい、ドラムなどの重要な部品を破損する恐れがあるためです。
しかし、漬物になると話は別で、漬け込むことにより野菜の繊維が柔らかくなり、スライスが可能になります。
中でも「きゅうりの漬物」は、多くのお客さまにご利用いただいており、実績も豊富です。
ミニマルチスライサーを用いたきゅうりの漬物加工の様子は、以下の動画からチェックできます。
▼【YouTube動画】アサヒ産業 きゅうりの漬物9mmカット
とはいえ、きゅうりの漬物加工は、通常仕様のミニマルチスライサーでは対応が難しいため、特殊な仕様を採用しております。
きゅうりの漬物専用の特殊仕様について
きゅうりの漬物専用で採用している特殊仕様(装置)は、以下のものがあります。
【1.強制供給装置】
チェーンによる送り装置で、きゅうりをきれいに揃えた状態で刃へ供給します。不揃いなまま刃に投入すると仕上がりにばらつきが出るため、安定供給には欠かせない装置です。
【2.スクレーパー押さえ】
スクレーパーは製品の巻き上がりを防止する部品ですが、動いてしまうと製品の形が崩れる原因になります。そこで、スクレーパーが動かないように専用の押さえバーを取り付けています。
【3.ドラムの溝幅の調整】
ドラムは「まな板」の役割を果たす重要な部品です。溝が切られており、その中に刃物が入ることでスライスする仕組みになります。
通常、畜肉カットでは溝幅約1.5mmですが、きゅうりの漬物では3〜5mmに拡張しています。
拡張することで、刃がよれても部品に当たりにくくなり、刃の破損リスクを大幅に軽減できます。
【4.刃とコンベアのスピード調整】
スピードが速すぎると製品がばらけてしまいます。そこで、刃の回転を通常より遅く調整し、押し切りの要領でカットすることで、綺麗な仕上がりを実現しています。
また、カット後の製品を容器に入れる作業に合わせて、コンベアもゆっくり動く設定にしています。
「こんな食材も切れないかな?」と思ったら

漬物は生野菜より柔らかいとはいえ、浅漬けなどの場合はまだ繊維がしっかりと残り、刃がよれやすいという課題があります。
また、現場から「容器に詰める際に製品が取りやすいよう、ばらけないようにしたい」といったご要望も寄せられます。
アサヒ産業では、これらの課題やご要望に真摯に向き合い、食材や現場に合わせた工夫、仕様の変更を行っています。
「この食材は対応できる?」
「もっとこうした仕上がりにしたい」
といったご相談がございましたら、ぜひお気軽に弊社、またはお近くの代理店までお問い合わせください。
みなさまからのご連絡、心よりお待ちしております(^^)♪
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